こんにちは。管理人発想のことわざ第14弾です。
人は自分に持っていないものを他人が持っていると、それを批判することがあります。
例えば、お金を持っている人とかモテる人とか会社の上司とかです。それを批判すると自分がその立場になった時にそれ以上に批判を受けるのです。
タンポポの種を息でフーッと吹くとパーッと散って綺麗なものです。しかし、風によっては自分に降り掛かってくるのです。
これをことわざにしてみました。
「吹けば降り掛かる綿毛」(ふけばふりかかるわたげ(タンポポの種))
どうでしょう?
タンポポのような良い花を批判の言葉に使ってしまいました。
こういうことってありますよね?
例えば、「あいつは金儲けばっか考えてる」とか言う人が何か商売・事業をしたり、「あいつは女遊びばっかしてる」とか言う人が女遊びしたり。
似たことわざに「己の頭の蠅を追え」(おのれのあたまのはえをおえ)があります。意味は、とかく人の世話を焼きたがる者に対して、それよりもまず自分自身のことをしっかり始末せよということ、です。
要は、人のことを批判していると自分がその立場になった時に批判を受けるということです。
逆に、良いことをすれば何倍にも返ってくると言います。吹けば何倍にもなって良いことが返ってくるのではないのでしょうか。
タンポポのことわざで「踏まえてもふまれてもたんぽぽの美しく咲くわらい顔」という言葉があります。意味はそのままです。辛い時この言葉を思い出してください。
今宵はここまでに致しとうござりまする。