こんにちは。
今回は新国立競技場建設に総工費2520億円かけるのはどうか?という問題についてです。
建設理由は2020年の東京オリンピックですが、もうひとつ、2019年に開催するラグビーワールドカップでも使用したいのが目的です。
各新聞社世論調査では70~90%が反対・見直すべきです。 問題はその財源です。国は東京都に500億円出して貰いたいと言っているのですが、枡添知事が返事を渋っている状態です。都民は自分たちの税金を国の建設物に使用するのを反対しています。反対理由は私も納得します。しかし、考え方を変えると、アベノミクスで東京都は財源が増えてます。枡添さんはそのへんを「東京は安倍さんのおかげで皆さん景気がいいんですよ」とうまく都民に説明して500億円出すべきではないでしょうか・・・!?
オリンピック組織委員会会長は森喜朗さんです。森さんは3000億円でも4000億円でも建設するべきだ、と言っています。はっきり言って政治家特有の考えです。皆さんの街でもありますよね?意味もないハコ物ばかり造って「あれは俺が造った」と言わんばかりに自分の功績を残したいのです。
結論は、国民の支持に従う、これが民主主義です。
余談ですが、私は高校ラグビーをしていました。「大学へ行って国立競技場でプレイしたい」という強い気持ちがありましたが夢はかないませんでした。 その意味もあって、国立競技場を壊したことが残念でしたし、新国立競技場は立派な物を建てて貰いたい少数意見です。 森さんは早稲田大学ラグビー部出身です。森さんの気持ちが分からない訳ではありません。 国立競技場最後の早明戦では、松任谷由実さんが「ノーサイド」を唄いました。この曲を聴くと今でも私は涙が出てきます・・・。
今宵はここまでに致しとうござりまする
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