こんにちは。
今回はおそばせながら TPP 環太平洋連携協定についてです。
いろいろ議論されています。
メリット・デメリットについては皆さんある程度は存じあげていると思います。
幕末の開国か鎖国かに似ているのではないでしょうか・・・。
私個人の意見としては、もちろん開国です。日本の将来を見据えてみれば総合的にメリットのほうが多いでしょう。鎖国では日本は世界で孤立してしまうでしょう。もちろん、一部衰退していく産業もあるでしょう。代表的にいわれているのが農産物です。今回はその中でも米について書きたいとおもいます。
報道番組を見て騒がしていたのが、反対の急先鋒山田正彦前農水大臣の行動です。JAをはじめ多くの農家をあしらえて、離党覚悟で発奮していました。
ここで私が思うのは、はたして米の農家は本当に衰退していくのでしょうか・・・。TPPに参加すれば外国米は10㎏1000円をきると言われています。確かに魅力です。
皆さん、思い出してください。1993年の米騒動です。日本米が天候不順で在庫が無くなり、急きょタイ米を輸入しましたよね?食べましたか?私はまずくて食べられませんでした。
確かに、価格で選ぶ人もいますが、必ずもそうではないような気がします。
さらに、注目すべきは中国の富裕層です。中国の富裕層は現在1億人いるといわれています。この人達が日本の米を気に入ったらどうなるのでしょう。とてつもない産業に変化するのです。
(※申し訳ありません。中国はTPP参加国ではありませんでした。お詫びいたします。H24年4月改)
実際、今、秋葉原の電気街は中国人で賑わっています。日本の電化製品を買いあさっています。
例え話ですが、私の町にある時、大型スーパーがオープンすることになりました。周辺の商店は皆大反対でした。数年後、スーパーが閉店することとなりました。そしたらなんと周辺の商店店主は今度は閉店しないでくれ、と騒いだのです。要は人の流れが変わって売上が伸びたのです。おかしな話ですよね(笑)
ここで、政治家の資質です。山田前農水相なのですが、目先の判断でただ反対と騒いでるような気がします。要は自分の次の選挙の票とりのためのパホーマンスに見えます。本来、政治家は国を優先に考えるべきですが、自分の身を優先しているのです。
政治家なら「これはピンチではなくてチャンスなのです。」と説明するべきです。例えばここで一時農家が衰退して信用を失っても数年後、山田前農水相の説明どうりだった、と言われれば、確たる地盤が生まれるのではないでしょうか・・・。
今の政治家はこういう考えの政治家が多すぎます。そうでない若い議員もいますが・・・。
数日遅れの話で申し訳ありませんでした。
今宵はここまでに致しとうござりまする。