こんにちは。
今回は世界文化遺産登録を控えた”富士山”の入山料についてです。
地元の私としては非常に興味があります。今回はちょっとキツイ書きかたになるのをご了承ください。
今日の地元紙で富士山の入山料をとりあえず今年は徴収する、というふうに決まったようです。
理由は入山人数の規制と言っています。アホか!お役人はこういう言い変えをさせれば天下一です。
静岡側は徴収で決まっていました。山梨側は侃侃諤諤(かんかんがくがく)の末、知事の判断のようです。
はっきり言って”お役人のおバカな知恵”と言わざるを得ません。
静岡側にあわせた結果でしょうが、これがお役人の仕事なのです。
確かに、あわせるのが一般常識です。間違っていません。しかし、これが商売人なら”山梨側は今年はとりあえず無料です”とアピールするでしょう。
目先の利益ばかり追求している”おバカ”な考えです。
問題は確かに入山人数の規制です。それをお金を取って減らそうというバカな考え。
入山権なるものを発行すればなんの問題もないのです。それが「申し込んだら3年・5年待ちだった」というのも一種のステータスになるのです。
以前、このブログで書きましたが、河口湖のブラックバス釣りの漁業権の徴収がありました。私が町でその話をすると「ブームが去ったからね」とあっさり交わされます。そうではないのです。お金を取ったからブームが去ったのです。私が言っているのは順番の問題なのです。
ここまで、強く言わさせていただいてるので、私の例えばの例をあげてみます。
お客さんは全国から来ます。もちろん世界も相手にできます。中国人は富士山に非常に興味があるのです。
そう考えると宿泊施設が重要になります。第三セクターでもかまわないので完備する必要があるのではないでしょうか。例えば、いやらしいですが宿泊した方に優先で入山権を与えるとかどうでしょうか?
もし、無理ならせめて入浴施設でもかまわないでしょう。富士登山から帰ってきて疲れた汗を流してゆっくりしてもらうのです。富士吉田市には公共の日帰り温泉がありません。場所は富士吉田道の駅周辺で問題ないでしょう。敷地内には地ビールレストランもありますし、富士山頂上におかれていたレーダードームも展示してあります。
もうひとつとして、富士山税の導入です。
5合目にはおみやげやさんが数件あります。そこから税金を取るのです。当然ですよね?
さらに、周辺商売屋から徴収。これは非常に難しいのですが、考える余地はあるのではないでしょうか・・・。例えば、2012年の申告を基本にして、売上が伸びた分だけから富士山税を徴収する、なんてのはどうでしょうか・・・?
もちろん私の考えは経済によって左右されます。私は景気が悪い時の考えです。この先、安倍さんによって経済が発展すれば入山料を取ってもまったく問題ないでしょう。
富士山の世界遺産登録はこの町にとって一世一代の大イベントです。富士吉田市が設立されて以来の大チャンスなのです。今後、このようなチャンスはまたと無いでしょう。山中湖と河口湖に挟まれて何もない町が活気づく最大のチャンスなのです。
富士山を世界遺産にした地元のお役人さんには最大限感謝いたします。それを無駄にしてほしくないのです。
今宵はここまでに致しとうござりまする