こんにちは。
今回は、ミャンマー総選挙でアウン・サン・スー・チー党首率いる最大野党・国民民主連盟(NLD)が上下両院の過半数の議席を獲得したことについてです。これにより、スー・チー氏主導の民主派政権が歴史的な政権交代が実現することになりました。
ミャンマーについて少々
以前は、ビルマという国でした。日本では「ビルマの竪琴」という映画がヒットしました。人口約5100万人。国土は日本の約1.8倍。位置は中国の下、インドの横って言ったらわかりやすいでしょうか?インド洋に面しています。産業は農業、石油など海洋資源も豊富です。
軍事政権から民主政権へ移行するということです。1990年の総選挙でもスー・チー氏率いる国民民主連盟(NLD)が勝ったのですが、政権を渡しませんでした。しかし、今回は時代の流れ、世界事情のもと政権を渡すようです。ちなみにスー・チー氏はノーベル平和賞を受賞しています。ここまで来るのに長い道のりでした。石の上にも何年だったのでしょう・・・。自宅監禁も15年ありました。これからが大変です。勝って兜の緒を締めてください。
民主政権に変わるということは良いことだと思います。ただ問題点も今後でてくるのではないでしょうか?
○日本の明治維新で例えると、西南戦争のようなことが起きないか?
○日本の政権交代で例えると、鳩山元総理と同じでないことを祈ります。
○独裁政権のにおいがします。独裁が悪いとは言いません。良い独裁なら良いのです。
私が思うのに、スー・チー氏は「大統領より上の存在」として実質的にNLD政権を自ら指揮する方針です。というよりも、彼女の役目は終わったと考えるべきではないでしょうか?彼女は民主化運動家であって政治家ではありません。自ら身を引くのが「人徳」というものです。日本の幕末では坂本龍馬は自らが新政権に加わらない意志を周囲に伝えていました。坂本龍馬の人気はここにあるのでしょう・・・!?坂本龍馬らしいと言えば坂本龍馬らしいです。
今宵はここまでに致しとうござりまする
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