こんにちは。
今回は昨日(7日)東京新宿で安保法案について自民党谷垣幹事長が街頭演説を行った際、「帰れ」コールに、「『帰れ』と叫ぶだけで平和は来ない」と反論したことについてです。
安保法案は4日の衆院憲法審査会で憲法学者3人が「違憲」と判断いたしました。自民党推薦の学者も違憲としました。このことに谷垣氏は「違憲・合憲を判断する最高裁は、日本が持つ固有の自衛権として集団的自衛権も否定してはいない。今度の法案も、まさに最高裁の憲法論の枠内で作られている」と主張しました。
この言葉に対して、反対の声、「憲法壊すな」「立憲主義を守れ」「戦争反対」「9条守れ」など『帰れ』コールが大きくなりました。
政治家というのは実に言葉の言い回しが、上手というのか汚いというのかズルイのだと思います。言葉というのは、どうでも言えるのです。ですから口喧嘩が起きては収まらないのです。
例えば、良いことでも悪口で言うと
勉強がすごく出来る人には、「勉強ばかりしていて勉強しか出来ないのだ。遊びも出来ないし、女もつくれない、そんなのが社会で通用する訳ない」と言い返せるのです。
悪いことを良く言うには
殺人をした人を良く言うと、「へぇ~、人を殺したんだ~。勇気あるな~、度胸がいいんだな~」とも言えるのです。
ある意味、政治家というのはこういう言葉を使っていることが多いです。
安保法案の狙いというのは、
○勢力拡大による、戦争を仕掛けられないようにする
○外交を有利に運ぶ
この二つです。
ハッキリと「そう言え」と思ってしまいます。
安保法案は重要な法案です。自民党は8月の法案通過を目ざしていますが、もっと十分な時間を費やすべきでしょう。もし、数による強行突破をしたなら、国民は黙っていてはいけません。衆院解散に持ち込むべきです。
「認定国民投票並立制」の導入を願うばかりです。
今宵はここまでに致しとうござりまする
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