こんにちは。
今回は、最近、「ローカル・アベノミクス」という言葉が使われてきていることについてです。
意味は分かると思います。地方活性化ということです。
アベノミクスの成果は株高・輸出産業の業績拡大です。ですがこれでは、都市部や大企業に利益が集中してしまう、ということです。ローカル・アベノミクスは地方や中小企業への恩恵を拡大させようというのが狙いです。
安倍政権の具体策としては、中小企業の稼ぐ力の徹底強化、サービス産業の活性化・生産性の向上、農林水産業、医療・介護、観光産業の基幹産業化などが掲げられる予定です。
私の持論で申し上げますと、大企業が利益を上げているのですから、製造業をはじめ中小企業への発注賃金を上げていくことが目に見える成果だと思います。もうひとつは、東京などは税収がアップしていて本当にお金持ち都市です。財政面で地方に貢献するべきだと思います。このことに関しては、ローカル・アベノミクスは一方的に支援を受けることからの脱却もうたっています。新成長戦略では「他力本願や成り行き任せの姿勢を採らず頑張る地域に対して(中略)支援を行うことで、地方の自立を強力に後押ししていくこととする」との記述が盛り込まれました。自ら努力し成果を上げた地域のみを重点的に支援する、ということです。
今後は、努力した地方が活性化するのかもしれません・・・。
今宵はここまでに致しとうござりまする
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